一昔前までの、パソコンには万が一ハードディスクがおかしくなった時に、購入時の状態に戻せるようにリカバリディスクという物が付いていましたが、最近のパソコンには付いていません。
その代わりに、万が一の際には、パソコンのハードディスク中に購入時の状態に戻す為のデータが入っていて、それを使って戻します。しかし、当然ですが、ハードディスクが壊れて交換してまったら、購入時の状態に戻す為のデータも読み出せないので、実質復旧は不可能です。
そのような事を防ぐために、ハードディスクに入っている購入時の状態に戻す為のリカバリディスクを作成する事をメーカはお勧めしています。
IdeaPad U160は完全に持ち運ぶ事に注力していますので、重くなったりするDVDドライブ等は内蔵していません。ところがリカバリディスクを作成する為には書き込みができるCD/DVDドライブが必要です。私は外付けのCD/DVDドライブを持っていません。もちろん、デスクトップPCには内蔵のDVDドライブがありますが、内蔵なのでIdeaPad U160とは接続できません。
そこで、まず始めに試したのは、書き込みにも対応した仮想CD/DVDドライブソフトです。最初にインストールをしたのが『Magic Disc』というソフトです。これで仮想的な書き込み可能なCD/DVDドライブをIdeaPad U160に構築して、リカバリディスク作成ソフトでDVD ISOイメージファイルを作り、それをデスクトップPCへ転送をしてリカバリディスクを作る方法です。
しかし、このソフトをインストールしても書き込み可能な仮想DVDドライブができません。また、そもそも動きがなんか変です。ん~Window 7 64bitというのがダメなのか、、、。いずれにせよ原因不明なので、アンインストールしました。
ん~なんとなく解決手段は、外付けドライブを買うしかなさそうです。でも、今更DVDは無いだろ!ということでブルーレイドライブを調べますが、まだ高いのと、どうもメディアとの相性で色々問題がありそうです。。ん~これまた躊躇です。
外付けドライブを持っていないし、買うのも勿体無い…。ん~リカバリディスクの作成は諦めようかと思ったのですが、ふと、IdeaPad U160にはeSATAという高速インターフェースがある事を思い出しました。一方で私のデスクトップPC内蔵のドライブはeSATAの内蔵用向けであるSATAである事を思い出しました。
eSATAとSATAはコネクタの形状が違いますが、これを接続する事ができれば、もしかしたら力技で使えるかも??と思い色々確認を始めます。

こちらが内蔵用SATAのコネクタ。わかり辛いかもしれませんがL字型です。

こちらが外付け用のeSATAのコネクタ。直線型です。

IdeaPad U160のeSATAコネクタ。USBと兼用です。

こちらは普通のUSBコネクタ。見た目の違いはあまりわかりません。
さて、PCのeSATAコネクタから内蔵用ドライブのSATAコネクタを接続するケーブルが存在するのか早速探します。しかし、残念ながらそのような物は見つかりませんでした。まぁ、普通、そのような使い方は考えられないですからね。
ん~やっぱり無理か…と思っていたところ。ある事を思い出しました。
私、以前からデスクトップPCでマザーボードのSATAコネクタからケーブルを出し、背面パネルでeSATAコネクタに変換するケーブルを持っていました。一方で両端がeSATAのケーブルも持っています。
つまり、この二つを繋ぐと以下のような結線になります。
SATAコネクタ(メス) -[SATA/eSATA変換ケーブル]- eSATAコネクタ(オス) – eSATAコネクタ(メス) – [eSATAケーブル] – eSATAコネクタ(メス)
通常はこの組み合わせでマザーボードのSATAと外部のeSATAドライブを繋ぎます。しかし、今回はその逆のマザーボード側のeSATAとドライブ側のSATAを接続します。果たしてこれで上手く行くのか??
とりあえずやってみました(笑)

内蔵SATAをeSATAへ変換するケーブル

両端がeSATAのケーブル

こんな感じで先端に内蔵用eSATAドライブを接続します
成功でした!バッチリ、ドライブを認識してリカバリディスクの作成も可能でした。ただ、内蔵DVDドライブの電源は別に供給する必要があるので、デスクトップPCは使用はしませんが、電源供給の為に電源を入れておく必要があります。ま、大した話ではありませんが。
私は今回のケーブルを元々所持していましたが新規に買っても、両方合わせて恐らく2000円程度でしょうから、外付けドライブを買うよりは全然、安く済みます。
ドライブの付いていないノートPCを使う際の裏技として良い結果でした。ただ、eSATAを持っているノートPCはそう多くは無いかもしれませんね…。あ、あとこれは本来の使い方では無いので、各自ご自身の責任をおいて対応をお願いします。