韓国高速鉄道 / KTX (Korea Train eXpress)

先日、韓国版の新幹線であるKTXへ乗車をする機会がありましたので、その感想を紹介します。

概要

KTX韓国鉄道公社が2004年4月に運行を開始した高速列車で、最高時速は300km/h、ソウルとプサンの408.5kmを最速2時間40分で結ぶ京釜線と龍山(ソウル)と木浦の404.4kmを約2時間55分で結ぶ湖南線の二つの路線があります。日本の東海道新幹線とは異なり、日本で言うと山形新幹線のように一部区間は専用線を走り、残りは在来線を走ります。

車両はフランス国鉄のTGV をベースにしたものを使用してます。車両は20両編成で、日本の新幹線との大きな違いは動力車が先頭と最後尾の各一両のみです。つまり2両の機関車が牽引と押す事を行っており、中間車両は付随車になっています。

KTX 149号

この日は、ソウル 16時30分発、プサン 19時16分着のKTX 149号に乗車をしました。運転本数は20分~30分間隔であります。ただし、原則として全席指定ですので、事前に指定券を買う必要があります。この日は混んではいなかったのですが、さすがに20分前では、一般席(普通車)は満席になっていましたので特別席(日本で言うグリーン車)のチケット購入しました。ソウルからプサンまでは、特別席で63000ウォン(約4500円程度)とかなり安いです(普通席で3000円程度)。

ソウル駅

ソウル駅

駅構内

駅構内

下にプラットフォームがあります

下にプラットフォームがあります

フランス国鉄 TVGがベースになっている車両

フランス国鉄 TVGがベースになっている車両

天井にモニターがあり映画が放映される車両もあるようです

天井にモニターがあり映画が放映される車両もあるようです

色を無視すればフランスのTVGそのものですね

色を無視すればフランスのTVGそのものですね

特別席

特別席は日本で言うとグリーン車です。日本の場合は、普通車でも十分な快適性があるのですが、KTXは何せフランスTVGですから、普通席は配列こそ2-2と日本の2-3よりは少ないのですが、座席は回転シートではありませんし、リクライニングシートでもありません。つまり車両の半分は背中側が進行方向になるのです。ヨーロッパの鉄道はTVGもユーロスターも普通車はこんな感じですよね・・・。先日知り合いのフランス人に、フランス人は逆向きに座るのが好きなのか?と聞いたらNOと言っていました。

一方特別席は1-2の座席配列で回転リクライニングシートになっていますから、普通席より快適です。それでも、なんだかただ単座席間隔が広いだけという感じで、どうもリラックス感が無いのですよね・・・。以前ロンドンからパリまでユーロスターの一等車に乗ったことがあるのですが、そのときもこんな感じでしたので、ヨーロッパの車両の座席は全てこんな感じなのでしょうね・・・。

さて、このKTXの特別席では、乗車すると水の自動販売機が無料で使えますので、水は飲み放題です。その他に新聞無料サービスもありましたが、これは韓国語の新聞のみ。車内で無線LANが使えるということで試したのですが、なんとクレジットカード登録画面等が全て韓国語のみで、全く操作ができませんでした。

特別席の車両に乗ります

特別席の車両に乗ります

1-2の座席配列です

1-2の座席配列です

走行時

さて、ソウルでた列車は一部の区間で専用線を走り300km/hの速度を出します。さすがに動力車が近くに無いだけ、モータの音がすることもありませんし、その観点では静かでした。一方、在来線区間では最高速度も100km/h程度ですので、ごく普通の列車という感じです。

19時16分にプサン駅到着

19時16分にプサン駅到着

駅前に東横インがありました

駅前に東横インがありました

感想

今回は特別席での片道の旅でした。今回普通席には乗っていませんが、その座席の狭さはかなり狭く感じるようです。もう、10年以上前になりますが、スイスのローザンヌからパリまでTGVの2等車に乗ったことがあるのですが、日本の新幹線や特急電車の普通車の比で無いくらい、狭くて乗り心地が悪かった覚えがあります。KTXがこれと同じかどうかわかりませんが、日本の快適な新幹線に慣れてしまった日本人にとっては、最低限特別席の利用が良いのでは無いかと思います。

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