SONY GPSユニットキット GPS-CS3K

ちょっと最近、お金遣いが荒いなと思って反省しつつも、無駄?な物を買ってしまいました。それは『SONY GPSユニットキット GPS-CS3K』です。

GPS(Global Positioning System)と聞くとなんかすごいものに聞こえますが、この製品は非常に単純でGPSの電波をとらえて15秒に一回本体のメモリに自分の位置を記録する物です。

記録したデータの使い方としては

  • USB接続でPCに記録したデータを転送して各種ソフトで利用
  • 本体背面にあるメモリースティックDuo・SDカードスロットにデジカメで撮影をしたメモリーカードを入れて、その中の写真データに撮影場所の位置情報を入れる

と言った使い方になります。

実際のデータの活用については次回以降にして、今回は本体のレビューを主にしたいと思います。

製品そのものは想像していたよりは大きい物でしたが、まぁ持ち運ぶ分にはそれほど気になりません。電池は単三電池一本で15~16時間ほど持ちます。使用する頻度にもよりますが頻度が高い場合、電池代を考えると充電式の電池を利用した方が良いと思います。

一方、記録できるメモリ容量は約30日分ありますので、こちらは十分だと思います。

外箱

外箱

裏面

裏面

何ができるか解説があります

何ができるか解説があります

内容物

内容物

本体、意外に大き目かも

本体、意外に大き目かも

上面に電源スイッチ、側面に各種ボタンがあります

上面に電源スイッチ、側面に各種ボタンがあります

背面

背面

単三電池とメモリースティックDuo・SDカードスロットがあります

単三電池とメモリースティックDuo・SDカードスロットがあります

付属のケース

付属のケース

ベルトに通せるようになっています

ベルトに通せるようになっています

さて、この製品には一応表面にディスプレイがあり、表示内容を以下の物から選ぶことができます。

  • GPS測位状表示
  • 緯度経度表示
  • 時計表示

ただ、いずれにせよ、これらの情報を見ても、実際に方角がわかるでも無く(数値から計算すれば自分の進んでいる方向がわからなくもないですが非現実的です)、ディスプレイの利用価値はほとんどありません。せめて、測定位置から自分がどっちの方向にどの程度のスピードで進んでいるか表示をしてくれるような機能があれば、尚良かったように思えます。(技術的に難しいのかもしれません)

GPS測位状態表示

GPS測位状態表示

緯度経度表示

緯度経度表示

時計表示画面

時計表示

ケースに入れるとこんな感じ

ケースに入れるとこんな感じ

さて、実際の感度などですが、比較的感度は良い感じです。ベルトにつけていなくても鞄の中に本体が入っていてもGPSの電波は受信をしています。また、電車、バス、車の中でも窓沿いに座っている限りは問題なくGPSの電波を受信していました。

一方、ちょうど先日、日本からドイツまで飛行機に乗ったので試してみました。窓側の席だったのですが、GPSを受信できる地域と受信できない地域がありました。基本的には大部分の地域は受信できなかったので、機内では仮に窓側の席でも受信できないと思った方が良いと思います。

その他、気になったことと言えば、電源を入れた後にGSPで測位を開始するまで、時間がかかることがあります。場合によっては10分程度かかっていそうです。これではちょっと使い物にならないな・・・と思ったのですが、どうも、この製品はGPS電波の受信できる場所で電源を入れる必要があるそうです。

尚、この製品の誤差は約10mとなっています。10mというと道路の歩道を歩いていてどちらの歩道を歩いているか?まではわかりません。また、実際に人は止まっていても、測定位置は動いてしまいます。よって、あまりに精度を要求される用途での利用は難しいと思います。

また、建物の中など電波の状態が悪い場所にいると実際にいる場所から100m程度は誤差がでてしまいます。よって、建物の中で中途半端に電波を受信する事を防止するために、建物の中では電源を切った方が良いかも知れません。

総合感想

総合的に見て、写真へ撮影をした位置情報を加えて、地図上で撮影場所を確認できたり、地図上に写真のアルバムが作れるというのはかなり斬新な使い方だと思います。それがこの機械でお手軽にできてしまうと考えると、かなり面白い機械だと思います。

ただ、やっぱり、一点気になったのは、電源投入から実際にGPS衛星を捕らえるまで数秒から数分の時間がかかる点です。この間は屋外の開けた位置で静止している必要があります。つまり電源を入れて直ぐに歩き始めると原則として、位置の記録を開始しません(実際には多少移動をしていても大丈夫そうです)。基本的には測定前に事前に電源を入れておけば解決するので、まぁ良いのですが、一番難しいのが飛行機を降りたときです。空港から外へ行くタクシーやバス乗り場は基本的に大きな屋根に囲われているので、衛星を補足できません。何回か試しましたが、結局衛星を補足できないまま空港から目的地に到着してしまうことがほとんどでした。尚、一旦、衛星を捕捉してしまえば、ビルの中に入って、外に出ても直ぐに再捕捉します。つまり、乗り物に乗っていたりする間に電源を切ってしまうと、再度電源を入れても捕捉に時間が掛かる事が可能性があります。ちょっとこの部分は使い勝手が悪いですが、この機種だけの問題では無いようですので諦めしかありません。

尚、付属のケースですが、私にとっては、これはちょっと使い勝手悪いです。ベルトに通すためのマジックテープがついてはいるのですが、細いベルト以外はかなり通し難くこれもイマイチです。また、あえて表面は透明ビニールになっていて、ボタンを押しバックライトを点灯させ電源が入っているか?GPS衛星を捉えているか?の確認はできますが、その一方GPSを持っていると非常に目立ちます。日本はまだしも海外では狙われそうでちょっと怖いです。私は汎用のケースをこれから買おうと思っています。

次回、以降、実際の活用方法について紹介をしてゆきます。

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