Vodafone 902SH (国際ローミング編)

今回は先日紹介したVodafone 902SHの国際ローミングサービスについてレポートします。国際ローミングサービスというのは日本で使っているボーダフォンの携帯電話が海外でも日本と同じ電話番号で日本にいるのと全く同じように通話、メール、WEBができる機能のことです。

現在日本でこのようなことができる携帯電話は各社 Docomo FOMAで1機種、Auで数機種出ておりますが、 Vodafoneでは70X,80X,90Xシリーズの全機種が対応しております。サービスエリア、利用料金などをトータルで考えても海外で使うにはVodafoneが一番のようです。

さて、今回は中国に行ったのですが中国はまだ3G(W-CDMA)のサービスは始まっていないのでGSM/GPRSでの接続となります。実際に使い方は非常に簡単です。北京空港につくと勝手に電波を探してくれて勝手にアクティブになりますので、そのまま使うだけでOKです。そのまま使うといっても電話の場合は日本に掛ける場合 +81901234567 といった感じで国際発信を示す +(0の長押し)と日本の国番号81と市外局番の最初の0を除いた番号を掛ける形になります。+81をつけないと中国国内に掛ける事になります。メモリダイヤルに登録してあってもこのVodafone 902SHでは「メモリダイヤルを編集して発信」という機能があるので比較的楽に掛ける事ができます。メールやWebは日本にいるときと全く同じ操作性です。

日本ではW-CDMAの
日本ではW-CDMAの”Vodafone JP”
中国ではGSMの
中国ではGSMの”CHINA MOBILE”
接続しているキャリアの状態も見える
接続しているキャリアの状態も見える

さて、ここで一つ注意が必要なのは海外では一つのエリアで複数のキャリアから自分が使用するキャリアを選択することが可能です。なぜ、キャリアを選ぶ必要があるのか?というと、Vodafoneのサイトを見ると分かるのですが、同じ国でも使用するキャリアによって料金や利用可能サービスが異なります。

携帯電話の初期状態では「ネットワーク接続」が「自動」に設定されております。これが自動だと圏外から圏内になったときに使用可能な複数のキャリアから料金等に関わらず自動的にキャリアを選んでしまいますので、その結果料金の高いキャリアに接続してしまう場合もあります。ただし、この自動の場合において「優先リスト」という優先順位を携帯電話に登録しておくと、その優先リストに従ってキャリアに接続してくれます。私の場合は、この優先リストの登録が面倒なこともあり、「手動」接続にして特定のキャリアに接続される状態で使用しています。

これが優先リスト
これが優先リスト
手動の場合は現在利用できるキャリアの一覧から選択
手動の場合は現在利用できるキャリアの一覧から選択

トータル的な評価ですが、今まで海外専用の電話を使っていたのに比べると、はやり使い慣れている電話がそのまま使えるのが非常に良いです。メモリダイヤルもそのまま使えるし日本語メールの送受信、日本語WEBページ閲覧も全く問題ありません。もちろん通話品質も問題ありません。気になるのが料金ですが、これはキャリヤによって異なりますが、CHINAMOBILEの場合は中国への発信75円/分,日本への発信175円/分、それ以外への発信265円/分です。さらに着信した場合は70円/分です。

着信した場合に着信料はかかりますが、たとえば日本の友人が私の携帯0901234567へ掛けたとしてもその人への課金は通常通りです。また、メールはSMS(Vodafone同士のショートメール)が送信100円/通、受信無料、MMS(e-mail)が送受信とも100円~/通となります。まぁ料金は多少高いですが無駄な通信、通話をしなければ費用はかなり抑えられます。(ちなみにDocomoのFOMAは着信料がVodafoneの約倍です。)

海外に多く人にとっては今回紹介したようなメリットがあるのですが、このVodafone 3Gシリーズは日本の従来の携帯電話とは違った使い勝手や低い機能などデメリットもあるので、携帯を使いこなしたい人、海外へあまり行かない人にとってはトータル的なメリットは少ないでしょう。

Write a Comment