Vodafone 902SH

今回は携帯電話です。元々私は旧J-Phone時代からVodafoneを使っており既に6年目です。2003年の12月からはV401SHという2Gの電話を使っておりました。元々海外出張が多く2台の携帯を持つことが面倒だったので海外共通携帯がずっとほしいと思っていました。

いままでVodafoneはいかにも全部の機種で海外で共通に使えるようなイメージの広告をしていましたが、実際に本格的に海外でも使えるようになったのは今回のランナップからです。

予備知識として簡単に世の中の携帯電話の種類を紹介します。そもそも2G,3GのGはGeneration(世代)の略で簡単に言うと以下の様な分類です。

世代 音質 データ通信速度 代表的な規格
2G 悪い 遅い PDC,GSM
2.5G 良い 遅い CDMA1
3G 良い 早い W-CDMA,CDMA1x

世界的な世の中の流れはまだ2Gが主流で、2.5G,3Gは日本を初めとするアジアで普及が始まったところです。ちなみに、同じ世代だとしても規格が違えば互換性がありません(厳密に言うと規格が同じでもキャリアが違えば互換性が無い場合があります)。

日本の例で見ると、ドコモは2GのPDCをMOVAブランドで3GのW-CDMAをFOMAブランドで、Auが2.5GをCDMA1、3GをCDMA1xWINなどのブランドでVodafoneがPDCをブランド名無でW-CDMAをVodafone3G(旧Vodafone GlobalStandard)ブランドでサービスをしています。これを見るとわかるのですがVodafoneのPDCの電話機をドコモの電話機として使うこともできません。これはPDCという規格の弊害?になります。

一方、海外ではというと?基本的には2GのGSMが普及しています。このGSMの特徴はSIMチップというのを携帯電話内に持っています。このチップに自分の電話番号が入っており、このチップを他の電話に入れる事によりその携帯電話が自分の携帯番号になります。つまり、海外では携帯電話本体はメーカ(NEC、ソニーエリクソン、ノキアなど)から直接購入して、キャリア(日本で言うとドコモ、Au等)からSIMチップを購入して携帯電話に入れるというのが一般的です。ここまで聞くと非常に便利そうなのですが、デメリットもあり、携帯電話メーカは本当に本体の売り上げで儲けるしかないので、本体の価格が非常に高いです。日本円換算で平均4万円程度で最新機種だと7万円以上します。

また、GSMのもう一つの特徴として、GSMは日本、韓国を除いてほとんどの地域で使われており自分のSIMチップ、携帯電話本体がそのまま海外で使えるローミングサービスが利用できます(もちろん料金はローミング料金で割高です)。つまり、海外でそのまま使えないのは、日本と韓国の携帯電話ぐらいだったのです。

で、今回買ったVodafone 902SHですが、W-CDMAとGSMのデュアルバンド機です。日本ではW-CDMAとして海外ではGSMとして全く同じ電話番号で通話及びメールやWebを使用することができます。また、香港などでは日本に続いてW-CDMAのサービスが開始されていますのでこのような地域ではW-CDMAとして使用することが可能です。もちろん、海外で使用する時は非常に料金が高いですが、自分の携帯電話が使えると言うのは非常に良いです。何が良いかと言うと、

1、普段使っているアドレス帳がそのまま使える!2、海外携帯は基本的に英語のみの操作でメールも英語のみであるがこの機種は日本語である!

と言ったところです。

今回は茅ヶ崎のVodafoneショップで機種変更でポイントを使って税抜き25000円でした。また今までロングウェイサポートと言う5年以上だと長期契約割引-15%に加えて基本料15%引き12ヶ月に3ヶ月間基本料無料という今は無き超お得なプランに入っていたのですが、今回3Gに変える事により今現在の料金プランに変更することが必要になりこれをやめないとならないのですが、特例措置としてロングウェイサポート加入者は年間割引に引き継げるそうで、そのまま引き継ぎましたので基本料25%引きとなりました。

今までで、携帯にこれだけの金額をかけるのは始めてですが、やはり海外で使えると言うので買ってしまいました。ちなにみ、今回この機種と同時に数機種発売されていますが、シャープ以外の端末はあまり評判が良くないようです。というのもシャープ以外は海外のGSM機がベースになっており、日本の従来のPDCとは異なったGSMの操作性やスペック(海外ではQVGAや200万画素カメラは一般的では無い)が良くないことが理由のようで、この最上位機種の902SHでさえドコモやAuの最新端末と比較すると操作性、機能の面で微妙というネット上の評価です。

実際の感想ですが、まだほとんど使っていないのですが、実際に通話した音質は従来のPDCとは雲泥の差で自宅の固定回線と話をしているような感じの音質です。Vodafone Live!(ドコモでいうi-Mode)のスピードも、従来のPDCではとても使う気にならなかったのが非常に快適な速度です。操作性は確かに今までのPDCとはだいぶ違いますが、これは慣れの問題のような感じです。ちなみに、W-CDMAの規格ではSIMチップの上位互換であるUSIMチップを使うようになっており、このチップに自分の電話番号が入っています。しかし、例えばこのVodafone902SHに海外で買ったプリペイドのSIMチップを入れて海外で使ったり(この方が海外での通話料が安い)、ドコモのFOMA用にUSIMチップを使ってドコモのFOMAとして使用することはできません。これは携帯電話本外にSIMロック機能というボーダフォン以外のUSIMを受け付けない機能が入っているからです。もし、ロック無しにした場合この金額で携帯電話本体を売ったらボーダフォンは赤字になってしまいます。

この携帯電話、202万画素オートフォーカス光学2倍デジタルカメラ、Bluetooth通信、音楽プレイヤー、着うたなのなどの面白い機能が付いておりますのでこれらの機能については追ってこのHPで紹介したいと思います。

外箱
外箱
内容物(ヘッドフォン、家庭用TV接続ケーブル、PC用CD-ROM等もあります)
内容物(ヘッドフォン、家庭用TV接続ケーブル、PC用CD-ROM等もあります)
ACアダプタはもちろんAC100~240V対応
ACアダプタはもちろんAC100~240V対応
ステレオヘッドフォンはハンズフリーヘッドフォン兼用
ステレオヘッドフォンはハンズフリーヘッドフォン兼用
ちょっと大きめ
ちょっと大きめ
厚さもちょっと厚め
厚さもちょっと厚め
外部メモリはSDメモリカード
外部メモリはSDメモリカード
ちょっと渋め目のデザイン
ちょっと渋め目のデザイン
ASV(Advanced Super V)液晶のQVGA画面
ASV(Advanced Super V)液晶のQVGA画面
202万画素光学2倍ズームのカメラ&サブディスプレイ
202万画素光学2倍ズームのカメラ&サブディスプレイ
TV電話用のサブカメラ
TV電話用のサブカメラ
表面は画面を隠したり
表面は画面を隠したり
表に出すことができます
表に出すことができます
電池フタを外す
電池フタを外す
更に電池を外すとUSIMチップが見える
更に電池を外すとUSIMチップが見える
こんな感じで装着されています
こんな感じで装着されています
これがUSIMチップそのもの
これがUSIMチップそのもの

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