DVD-Video 作成

今回はやっと、いままでにTVチューナ/ビデオキャプチャボード NOVAC PRIME TV 7133とDVD±R/RWドライブSONY DRU-500AX を使ってHi8のテープからDVD-Videoを作成する手順について紹介したいと思います。

まず、DVD-Videoとして書き込みデータのフォーマットは決まっていてMPEG2フォーマットで映像と音声を合わせたビットレートを10Mbps以下にする必要があります。今回はメディアとしてはDVD+Rを使います。DVD+Rは一枚当りの容量が4.7GByteとなります。MPEG2の映像部分だけのビットレートを8Mbps(S-VHS,Hi8の画質)で作ると約一時間が一枚のディスクになります。(ちなみに、4Mbps(VHSの画質)だと約2時間入ります。また、市販のDVD-Videoは一枚当り9.4GByteのディスクを使用しておりますので8Mbpsで2時間記録されております)

さて、最初の課題はMPEG2のファイルをどのように作成するか?ということになります。ビデオキャプチャカードに付属してきたLifeView FlyVideo (LifeView Studio) や honestech TVRを使うと、リアルタイムに8MbpsのMPEG2ファイルが作成可能です。しかし、気をつけないとならないのは、これらのソフトウェアを使用すると、Hi8のテープからリアルタイムでMPEG2ファイルを作成する為に、それなりのPCの性能が必要です。今使っているPC(Pen4,2.4G)ではビットレート8Mbpsの中でも画質を落とせばなんとか、作成できる程度です。今回はできるだけ綺麗に残したいので別の方法を使うことにすることします。

別の方法とはHi8のテープの内容をいきなりMPEG2にするのではなく、いったんAVIファイルに記録してそれをMPEG2ファイルに変換します。すると、MPEG2の作成は時間をかけてゆっくりできますので、綺麗なMPEG2ファイルが作成できます。続いてAVIファイルについてですが、AVIファイルというとあまり綺麗でない印象の方が多いかと思いますが、実はAVIファイルはあくまでファイルの種類のことを指していて実際に内部で何の画像圧縮を使うかは?自由に決めることができます。最近はやりのDivXなどもこのうちの1つです。

今回は圧縮にMotion JPEGを使いました。Motion JPEGはファイルの圧縮率はそれほど大きくありませんが(720×480ドット,2時間で25Gbyte)非常に処理が軽く、綺麗に保存できるのが特徴です。Motion JPEGのエンコーダはWindowsにはついておりませんので、こちらのPICVideo MJPEGMorgan M-JPEG codec V3(どちらもシェアウェア)を使用する必要があります。

実際にビデオ信号をAVIファイルに記録するのに使ったソフトウェアはフリーソフトの「ふぬああ」です。このソフトは非常に細かいパラメータの設定も可能でAVIキャプチャには最適なソフトウェアです(ただし、初心者には複雑過ぎて使うは困難) 。このソフトを使い、Hi8の画像を画像740×480ドットMJPEGフォーマット,音声48KHzステレオPCMでAVIファイルに保存します。キャプチャ中のCPU使用率は50%程度で比較的余裕があります。

Hi8の元画像 パリエフェル塔広場
Hi8の元画像 パリエフェル塔広場

さて、出来上がったAVIファイルは2時間で25Gbyteという容量です。次のステップではMPEG2ファイルへの変換を行います。AVIファイルからMPEG2ファイルへの変換を行えるソフトウェアはいくつかあるのですが、今回はその画質等に定評のある。TMPGEnc Plus 2.5 (シェアウェア)を使用しました。同じビットレートのMPEG2ファイルを作るのでも作成ソフトによって画質は大きく変わるものであり、このソフトは非常に高画質のMPEG2エンコードができると評判のソフトウェアです。

ここでは2時間のAVIファイルを1時間×2本のMPEG2ファイルに変換します。映像ビットレート 8Mbps VBRで実時間の3倍の変換時間がかかりました。つまり2時間分の変換に6時間もかかりましたので夜寝ている間に実行しておきました。

ここまでくれば、後はメニュー等をつけてDVD+Rに書き込むだけです。書き込みソフトはSONY DRU-500AXに付属のMy DVDです。ここではメニューに凝ったりと色々なことができるので、面倒だったので単にDVD+Rに書き込むことしかやりませんでした。

My DVDのメニュー作成画面
My DVDのメニュー作成画面

今回は2.4倍速のDVD+Rディスクを使いましたので、約30分ほどでDVD-Videoが完成。さて、ちゃんと再生できるか?確認。という段階なのですが、実はDVDプレイヤーを私はもっていないので、仕方ないのでWindows Media Player 9で再生確認。特に問題なく映りますのでOKとします(市販のDVDプレイヤーで再生できなかったら悲しいな・・・)。

最後に感想ですが、DVD-Videoを作成するのならやはりHardwareエンコーダ機能を持ったキャプチャボードを使ったほうがいいでしょう。何せそれなりの映像で記録をしようとしたら時間ががかかりすぎです・・・

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