再びシンガポールでタクシートラブル

昨年5月にプライベートで行ったシンガポールでタクシー料金のトラブルがあり、タクシー会社にクレームをした事がありました。(詳細はこちら

実は昨年の12月に仕事で行ったシンガポールで再びタクシートラブルがありました。

その日は朝8時半の東京行きのフライトに乗るために、オーチャード近くのホテルを一人で6時過ぎにタクシーで出発しました。海岸線の道路を通り空港までは20分ほどで順調に到着をしました。この間、当然メータも正常に動いています。

で、空港に着くと(確か)ちょうどメータは15.80シンガポールドルを指しており(日本円で1000円程度)、お金を払おうとしたら運転手が何かメーターを操作しました、するとメータは2580という数字を示しました。その数字の横では小さな文字がカウントダウンをしていたので何らかのメンテナンスモードに入ったのだと思います。

次の瞬間、運転手が料金は25.80シンガポールドルだと言います。メータはどうみても2580です。手口はあまりのバカバカしさに怒る気もしませんでしたが、そこまでバカにするか!!と逆に腹が立ち、そっちがそこまでやるなら、こっちも徹底的にやってやろう。と決心します。

「領収書がもらえるか?」と聞くと「もちろん」とのこと。それなので金を払うとダッシュボードを明けて領収書を書き始めます。シンガポールのタクシーの領収書はメータに付属の機械印刷で手書きなんて事は絶対にありません。

で、この運転手が渡した領収書は下の領収書です。なんじゃこりゃ~です。

手書きのレシート

タクシーのナンバーが 「SH.Airport 」ってなんのこっちゃです??。タクシー会社名もありません。こんなレシートを用意しているとは最初から悪意を持ってやっているということです。

ここからは私の反撃です。お金を払ってタクシーを見送ると同時にタクシーのナンバープレートを控えます。あまりに悪質だったので最初からタクシー会社にクレームなんてするつもりも無く、シンガポール政府の国土交通省であるLTA(Land Transport Authority)へ通報です。

空港からホットスポットでLTAのContact USのページへ繋ぎ、経路、時間、メータの動きなど詳細の情報を送り、これが正当な行為か確認をします。

ちなみにシンガポールは非常に厳しい国で、タクシーなどの不正行為にも政府が非常に厳しく取り締まっていますし、全タクシーはGPSが搭載されていて位置の管理がされていますので、それを調べれば後からでも確実に事実が掴める事は最初からわかっていました。

1週間ほどLTAからは返事が来なかったので、あれ?やっぱりシンガポール政府も外国人は無視??と思っていた所、返事がきました。「不正行為のなのでタクシーナンバーなどを教えてほしい」とのことで、タクシーナンバーと手書き領収書のスキャンデータを送りました。

すると再び1週間ほどして返事が来ました。それによると「これからの手続きとして事実調査の上、国としてタクシードライバーを処分にするが、その為にはシンガポールの裁判所で証言をしてもらう必要がある、それが可能か?希望をするか?。それを行わない場合は、このレポートはタクシー会社に送られてタクシー会社による処理になる。」と書かれています。

さすがに裁判所で証言をする為だけにシンガポールに行くような話ではありませんので、「国としてのタクシードライバーの処分は望まない」と返事をしました。すると「タクシー会社にこの事案を報告する」との返事がきました。これが昨年末の話です。

で、その後、すっかりこの話は忘れていたのですが、本日自宅のメールを開けてみるとタクシー会社から、謝罪と運行記録の解析の結果、不正が確認できたのでドライバーを解雇をしたとの連絡がありました。

別に私もドライバーが解雇されて、あぁ良かったと思っている訳ではありませんが、あのような不正をするドライバーに対してほとんどの旅行者は泣き寝入りでしょうから、このまま放置してはならないという思いでした。

シンガポールはせっかく世界でも有数のきれいな街なのですから、旅行者が不安にならないで旅行ができるような街であってほしいと思います。

あと、万が一みなさんがシンガポールでタクシーの不正にあったときは、周囲に人がいなく物理的に明らかに自分が不利な場合などを除いては、運転手にタクシーナンバーをタクシー会社やLTAに通報するとはっきり言いましょう。普通はそれ以上言って来ないと思います。(注:保証の限りで無いので状況をよくみて対応をしてください(笑))

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